梅雨の晴れ間に

梅雨の晴れ間に10年続けてしていること・・・。それは、「らっきょ漬け」の作業です。晴れ間めがけてさっとゆでたらっきょをさっと天日で乾かします。
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これが、漬け上がりが「ぱりっ」となるコツなのです。
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毎年この時期になると、生協の共同購入のチラシでらっきょの売出しがあります。これが我家で旬を頂くひとつのきっかけです。

鳥取砂丘の「らっきょ」は美味しいということで、ちょっとこだわって毎年購入してしまうのです。当たり前ですが、購入を決めた瞬間に必然的に「漬ける」という作業(任務)が発生してくるわけです。

家で漬ける「らっきょが美味しい」と家族の声が挙がる、そのことが作業に最も意欲が増す瞬間です。どれだけ忙しくてもその任務を全うしようと心に誓うわけです。一番自分が食べたいだけだったりして・・・(笑)

らっきょ漬けを購入すると中国産のものが多くなかなか安心して口に出来ない事。やはり何より家族への安心なものを食卓に出せることが最優先だと思って家で漬けるわけです。

国産のものを取り寄せ手づくりしてみる。大事なことと思っています。

何でもすぐに手に入り、すぐに使えたり、食べれたりできるっていう事も現代の生活では、必要不可欠であります。

しかし、それもありだけど、そうでない少しの不便利さが逆に今必要なことであり、それが、付加価値がつく部分であると思えます。それを知ることが大事であると考えています。

その付加価値の部分を知る事が良い「まなび」であると考えていますし、子ども達へもよいまなびの場となっていると思っています。

できあがりを「待つこと」これができる子になる。直ぐに食べたいけど、待たないと口に出来ない。もどかしいですが、できあがりを想像しながら、「待つ楽しみ」これが大事ではないでしょうか?

また、「ものづくりは手間隙がかり、できあがったものも大事に作られたモノである」出来上がり品を粗末にできるわけないはずです。味わって頂け、美味しく感謝していただくことで、自分の身になることも多くなるわけです。

「らっきょ」ひとつとっても学ぶことが多いわけです。これを日々の食事でもどのように考え、作り食べていくこと・・・。考えると無限なまなびとなるわけです。

だから、手づくりが大事であると思い自分ではできるだけ実践できるように心がけています。

「しないといけない」気持ちに持ち込んで、結局「自分がやってみたい、やってよかった!」に繋げられているのが10年続いた理由に思えます。

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2週間後から1年間の我家の備蓄食材として支えてくれるものです。

— posted by 奥井祐子 at 10:59 am   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

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