京都絶景 ~下鴨神社~ 夏の思い出

庭のように駆け回り遊んだ下鴨神社。

一番の思い出は、出店が沢山でる 通称:「足付け祭り」。みたらしまつりです。

小学生の夏休みのこと、お習字の日比野先生の所からの帰り道、自転車で落ちて流された川。雨が降って先生に折りたたみの傘を貸して頂き自転車で差しながら帰った。南へ下がって行った。泉川の東側の道。川沿いの細い道。当時はアスファルトから、でこぼこ道になる所があった。(ゆきえちゃんの家の前辺り)その段差でハンドルを取られてそのまま川へ落下。夕立の雨で水かさが増し、流れも急になっていた為、数メートル流された。普段の流れは、穏やかなのに、考えられない程。このとき、自然の力の恐ろしさを実体験したように思う。f(--;

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ここの橋は、通学路でもあり、遊び場でもあった。

夏は、ザリガニ取り。ザリガニ釣りでなく、「ザリガニ取り」。よく紐の先にえさを付けて取る方法を聞くが、邪道だ。私達泉川町の子ども達は、駿敏に石をのけてさっと手でつかむ。これだ。

また、ゴム草履でバシャバシャと入って行ったり、わざわざ行き帰りこの橋を通らず横から降りて石を渡って行ったり・・・。普段は水の流れも優しい川だ。

小学校に通っていた間、この橋を車が通ろうとして、立往生していた事があった。そんな時も慌てず、皆川原へ降りて普段どおり石を渡って行った・・。

さて、この泉川は下鴨神社の東側を流れている。この橋を渡ると、葵祭りのメインストリートとなる。その先を西へ行くと、もう一度橋がある。

先ほどの橋の丁度2本分の幅だ。橋は立派ななのに、水が流れてない。不思議だった。(通称:水のない橋)現在は、水が流れ、「瀬見の川」という名前だそうだ。

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この川の下はこんな感じ↓ (この川の南側東から見ている様子。)

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この川を挟んで、左手の建物は、河合神社。その前の参道は、この辺りから上へ向かって馬を走らせながらのやぶさめの場所。葵祭りの前に行われる行事。(時期はゴールデンウイーク辺り)(一段低くなっている)「第一蹴の地」と書いたラグビーボールが浮き上がった石碑がある。
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~京都新聞 「岩石と語らう」から抜粋~http://www.kyoto-np.co.jp/kp/sport/mandara/c_rekishi/rekishi3.htmlLink

今度は、この川を挟んで向かって右手が葵祭りのメインストリート(一段高くなっている)足つけ祭りの時は、ここに沢山の夜店がずらっと並ぶ。この道を上がって行くと、下鴨神社の境内が見えてくる。その手前の私の大好きな絶景ポイント↓

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家から境内へ向かう途中、祖母や父といつも腰をかけて休憩する場所。写真の方は、東を向いて座っておられますが、西を向いて座るのがお勧め。さて、休憩後は境内へ。

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入り口の右側(東側)に手を清める場所がある。子どもの頃は水筒なんか提げて遊んでいなかったので、夏場の喉の渇きはここの水を頂いていた。

門をくぐって、右手に足つけ祭りで有名なみたらし池がある。普段は、こんな感じ↓
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足付け当日は人で賑わう↓

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入水料を払いろうそくを頂く。火を灯しながら最後まで消えないように無病息災を願い進む。

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夜もムードがあっていい。
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最後はこちらへ↓
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夏の土用の丑の日に、冷たい湧き水で足を清め、うなぎとみたらし団子を食べて夏を乗り切る。

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お団子の先一つが離れているのがここのみたらしだんごの特徴。それは、みたらし池に湧き出す水の泡を形取っているからだとか・・・

— posted by 奥井祐子 at 03:28 pm   commentComment [3]  pingTrackBack [0]

この記事に対するコメント・トラックバック [3件]

Up1. まんたれい — 2012/02/09@10:51:47

お久しぶりです!
昨日も下鴨神社に行っていました。寒くて、さすがに人も少なかったですが。
出町の方に出て、時間があればお参りします。
私も大好きな神社さんで、中高のときは近くの英語塾に通っていたりして、多分バス停から橋を渡っていたんじゃないかと思います。
ここが小さいときにお庭だったなんて、うらやましい!

お参りにいくたびに、もしこの近くに住めたら、
日頃から家ごといい「気」につつまれて、すばらしいだろうなあ・・・
下鴨神社の隣に住めたらなあ・・・と憧れております。

足つけ祭りにも行ってみたくなりました。
すてきな記事をありがとう!

2. ゆうこ — 2012/02/10@09:36:28

こちらこそ、お久しぶりです。コメントありがとう。あら、とてもタイムリーだったね!:D
昔の思い出ばかりで、今との姿は違っていると思うけれど・・・f(--;
昔は、鳥居の横道を通り自転車で一通れたり、木登りなんかもしたよ。
「水のない川」は、私の生まれる前は本当に水が流れていたとのことでしたが、私の幼い時にはすでに水が枯れてしまい、「水のない川」となっていました
再現された姿を見ると私には、少し違和感を感じます。しかし遠い歴史を経てこの神社の木々たちは生き続け、その木々から見ると、この川の水の流れがある事のほうが当然の姿だと言っているかもしれません・・・;v)
長い歴史の中で、私達が生きている時間は、ほんのわずかに過ぎないけれど、その間に、見たり聞いたり伝わってきた事を正しく後世に伝え残さないといけないことがこの時代に生まれた我々ができることではないかと思います。是非足つけ祭り行ってみてください。:)
ところで、英語塾って佐伯さんですか?(QQ)

3. まんたれい — 2012/02/10@18:35:24

でもほんと、2月の糺の森はさぶかった~
新緑の頃にまたのんびりしに行きたいわ
英語はそう、佐伯さんです。f(--;

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