京都市左京区で産声をあげ、同じ左京区に育ち、下神(下鴨神社)の御手洗の冷たい水で足を清め、毎年無病息災を願い、糺の森を駆け回りながら、元気に大きく育ちました。そして、縁結びの相生社で願い事の結果、京都を離れ、樟葉へ嫁入り。そして、また、家族と一緒に左京区へ縁あって戻って来ました。
一度京都を外から見ると改めて「普通」「当たり前」だったことが以外に「すごいことだった」「伝統に育まれながら自分も育った」という事に気づきました。
大好きな京都で私の好きな場所と見所を紹介していきます。まずは、ここから・・・。
ここは、高野川と賀茂川(加茂川)が合流する地点。2つの川が合流し、鴨川(かもがわ)と名前が変る。
鴨川の源流というのは、河川法上での扱いと一般的(伝統的)に言われるものとは、少し違った言われ方をしている。
河川法における鴨川の起点は、京都市北区雲ケ畑の出合橋付近であるといわれている。祖父江川(北区雲ケ畑の桟敷ヶ岳東部の谷を源とする)と雲ヶ畑岩屋川(北区雲ヶ畑の桟敷ヶ岳南部の薬師峠を源とする)が雲ケ畑岩屋橋で合流し雲ケ畑川と呼ばれる。この雲ケ畑川は、中津川(雲ケ畑の魚谷山南部の谷を源とする)出合橋で合流し、賀茂川と呼ばれる。ここはまた、河川法上では、一級河川・「鴨川」の行政上の起点でもある。
また、本流以外にも、貴船川(京都市右京区の芹生峠を源とする)と、鞍馬川(京都市左京区の花脊峠を源とする)二本の川は貴船口で合流し鞍馬川となり、山幸橋で賀茂川と合流し大きな流れとなる。川幅も、徐々に広がってゆく。
さて、もう一つの高野川は、大原川・八瀬川(左京区大原北部の三谷峠を源とする川)と高谷川(左京区鞍馬と左京区大原の境に位置する天ヶ岳を源とする)が、小出石町で合流。
三谷口からは大原川、八瀬流域では八瀬川とも呼ばれる。さらに三千院の裏山を源とする呂川や、寂光院の裏山を源とする草生川を合わせ、比叡山の西麓を南進する。上高野の花園橋で白川通と交差し岩倉川を合わせ、川端通と併走しながら出町柳の加茂大橋で賀茂川と合流して鴨川となる。京都の地図で、鴨川はよくYの字で表されるが、その右側に当たる川である。
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