京都市事業者向け環境学習セミナー第4回目

京都市主催の5回シリーズのセミナーの4回目。http://www.city.kyoto.lg.jp/kankyo/page/0000152746.htmlLink 今日は「企画」についての詳しい方法を考える。

企画の中で、「目的」と「目標」を定めるが、この二つの言葉は同じ様に思いがちだが違っている。「的」にたどり着くための、「標」として考えると企画もやりやすくなる。

また、一人で企画するのではなく、グループで、また部署内でも企画をまとめていく際に有効な手法のひとつが「マッピング」。今回は事業者の中でも4つのグループに分かれて参加されていた。

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綺麗にまとめて書くのではなく、一言一句を書き留めていく。書き始めて、1分後に出た意見と、1時間後に出た意見がつながっていたりする。後で見ても分かりやすいし、重要なワードもわかりやすく整理できる利点がある。

言葉で聞き流しているとなかなか気づかないことを書き留めていく手法によって、見つけ出す事ができ、そこが、キーポイントになったりする場合もある所がこの手法の有効な所。

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岩木先生のセミナーのテンポや方法はとても参考になる。

— posted by 奥井祐子 at 10:29 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

 

地域力・京都岩倉明徳に暮して

毎月1回、19:30~21:00民生委員、主任児童委員など民児協の会議があり、昨日も参加させていただいてきた。岩倉明徳学区では、毎回13名ほどが集まる。

主に民児協の会長会での内容の共有と、各地区担当の案件について解決方法などの模索、各担当のセミナーなどの内容も共有の場として集まって会議を行っている。

ここ数ヶ月の案件として、下記の話題に集中しているのは、

「独居高齢者全戸7万世帯訪問へ 京都市、見守り推進」京都市は高齢者の孤立化を防ぐため、約7万世帯に上る一人暮らしの高齢者宅への全戸訪問を新年度から始める。地域包括支援センターの保健師らが一人一人と面談して生活状況などを聞き取り、必要な医療や介護サービスに結びつける。2日開かれた市議会代表質問で、門川大作市長が全戸訪問に向けて市内に61カ所ある地域包括支援センターの職員増員を表明した。全戸訪問は政令指定都市で初という。・・・

http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20120303000028Link

これは、社会福祉協議会が主になり実施することとなっている様で、民生委員、老人福祉委員なども参加協力をして欲しいというものであった。

高齢者訪問に際しての名簿作成などの有無の確認を先ずは行うということだが、本来京都市が把握している独居老人の名簿は既に存在している。しかし、個人情報法の関係もあり、それを流用できないということで、各家庭に一軒づつ回り作成してもいいかどうかという確認を取る作業から始まるそうだ。

昨日の会議内で多くのベテランの民生委員さんが不安に思われている所として、老人福祉委員さん、民生委員であっても、何年もかけてやっとドアを開けて話ししてくださる方があるのに、初対面の方がいきなり行き、対応できるのかどうかが心配であるということだった。

名簿作成に同意されなかったとしても、民生委員が情報を共有したいということであれば、開示されるといった事が、京都市からの資料に記されていた。

また、他の委員さんからは、このことをはじめる前に既に町内の独居老人の把握もその方の個人の細かな情報帳を作成している所があるということだ。その方が、たまたま自治会長会に参加されそれを知ったとのことだった。

地域の町内の独居老人の情報、各々が通う病院など、何かあればその独居老人の情報が把握でき緊急時にも直ぐに対応できるようにしているし、その作成した情報を地域の方も分かっていただける事で、安心して暮せるといわれる独居老人の方がほとんどであるということだ。

本来の地域の役割というのは、そういうところでありそこは、理想的な姿であると思った。また、ここの特徴は、昔から住まれる方が多い町内であったので比較的町内揚げて協力しやすい所であったかもしれない。

一方同じ岩倉の明徳地区でも、そうは行かないと言われる地域もあった。それは、新しく家が建ち、20年ほど前に比べると、人口も約10倍に増えたという町内がある。そういった所では、新しく引越しされた方々が多く、町内会に加入へも行くが、半分ほどが加入されないという問題もあるそうだ。

また、反対に、独居老人の方も町内の役が回ってきた際にできないのでという理由から加入されていないの少なくはないそうだ。

昨年度私の町内で、主人が自治会長をさせていただいた。昨年度は、こういった町内会に加入されていない方に向けて町内会の加入頂く様な内容のチラシを作成し回覧版で周知した。ご老人のご夫婦の方で、町内会加入のきっかけがなく、災害時に不安に思っていたなどおっしゃる方もいらした。

組長さんが引越しされてきた方には、町内会への加入の周知をすることで今年度も広がっていくように思う。

マンションで一時的にこの地に住まれる方は、加入される方もまちまち。

その中でも地域の方が地主さんの所有のマンションに入居される方は、入居の際に、町内会費として項目に挙げておられるマンションもありこの地域に一時的でも、長年住もうが、この地で暮らすことの責任、地域との有り方を考える必要があると思う。社会の一員として当たり前の事なのだ。この世で暮していく上で、何処であっても一人では生活できない。特にこの地は地域に支えてられ生活していると実感できるのがここの岩倉であるといえる。

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それは、岩倉出張所2Fで昨日も民児協の会議していたが、これも自治会がなかったら、松ヶ崎まで行って会議していたかもしれない。

岩倉出張所で、住民票がもらえるのも岩倉の町内会、自治連合会(岩倉3学区)が、行政へ向けて陳情してくださったおかげで今も健在であると知り驚いた。それもなくなるということを想定し、検討し、行政へ向けて動く力、ここ岩倉の人、地域力があったからではないだろうか?

同じ様に、元左京区役所後は、今は廃墟になっている。その地域の方は、今まで、目と鼻の先にあった所から松ヶ崎まで行かないと、住民票を取りにいけなくなったのも事実。

我が家は、岩倉の地に越してきてラッキーと思っているが、それを苦痛に思う家族もおられるかもしれない。地域に守られていると思える分、何か地域の役に立ちたいと思う心が芽吹く。誰もが(大人、子どもでも個人でも)気軽に参加し地域に参加していける開かれた地域。

京都は閉鎖的である言われがちだが、新しいものを受け入れることのできる京都人ならではの寛容な心が見えている。地域が盛り上がっている。ここに参加しないと損すると思えるこの岩倉。不思議な街だ。

— posted by 奥井祐子 at 09:17 am   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

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