町屋でおくどさんのセミナーがあり参加してきた。
四条京町屋は102年前にたてられた町屋だそう。場所は四条西洞院北東。
中は、昔の姿そのままの様子やその中で、食や昔の生活に関してのセミナーなどが行われたりしている場所。
今もおくどさんがあったり、坪庭があったり、蔵があったり。蛇口の水は井戸水を引かれていたり・・・。一歩踏み入れると、さわやかな風の流れる町屋でどことなくゆっくり落ち着ける場所だった。
さて、おくどさんの歴史や、ガスや電気炊飯機へ移っていった経歴など、しっくいについての話を伺い、その後実際のおくどさんの構造などを実物を使って説明してもらった。
ミニュチュアも可愛い。移動式のおくどさん を使ってみて実際にお米を炊いてみる体験もあった。
裏庭へ移動し実際にたいてみると、結構な煙があがった。
だんだんと煙も落ち着いてきた。
大体30分ほどで炊き上がる。「はじめちょちょろなかぱっぱ」20分ほどすると、窯からごはんお吹き零れが出てきた。
香りも段々をご飯のにおい。音もプツプツをいう音が聞こえてきた。こうなると、窯の中の火を取り出し後は余熱で蒸らしにかかる。「赤子が鳴いても蓋とるな」でじっとがまん。
さぁ、そろそろできたかな?
部屋へ移動させてお茶碗へ・・・。
炊きたての白いご飯って幸せな気分になる。おかずは、お塩でも十分。ご飯の甘みが引き立つ美味しさ。
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