1897 おもてなし大使が選ぶおもてなしのあるお店

これは、京都の伝統ある洋食屋さんが誕生した年。このお店のオーナー高橋銀次郎氏の言われた言葉を紹介したい。「あまりにも高すぎて町衆には食べることができない西洋料理を一人でも多くの町衆に食べてもらいたい」とご自分の店を出すことを決意されたそうだ。そのおかげで今のおいしい料理と伝統が我々にも伝わり京都の洋食の代表する味となった。この心意気は京都人の誇れるものであり、それが今も味に受け継がれている。http://www.touyoutei.co.jp/Link

ここの味だけでなく、行き届いたサービスが行って食べて帰ったときの満足度が何十倍に膨らみ、また次も行きたくなるのだ。料理だけでなく、その空間の雰囲気、時間を素敵にしてくれる所なんだろうと思う。

NONALNUM-g4jjg57jg4g-E

京都のガイドブックにもおなじみのお店もあり、ここでまた紹介したからといって急に行列ができるほどになるわけでもないと思うが、あんまり大勢で押しかけて行かんといてほしいのが正直な所。

でも皆さんにもこのラグジュアリーな気分を行ってみて体験し味わってきて欲しいのも事実。だって、それが京都だから。このすばらしい京都を楽しんで欲しいと思っているから。

だからこそ、京都へ来られる方に私からのお願いを聞いて欲しい。賛同してくれはったら、それを実行していただきたいとおたのもうします。(決して高飛車ではおへんぇ。)

①「郷に入れば号に従え」・我々京都人が他を訪れる際にも同様、その地方独特のものを肌で感じたいならお勧めです。・京都を訪れた限りは、京都人の気持ちになって、この地を楽しむことが一番楽しく過ごせるはずです。そうすることでよりその地方の事を知り楽しめるはずです。

②「旅の恥は掻き捨て」はあきませんえ。・観光客やからなにしてもいいと思ってはならぬ。(観光客やし、殺人、盗みしていいでしょうか?-そう、あきませんよねー)(ほなどうしたらよろしおす?→ よぅ、考えておくれやっしゃ!)・「観光に来てやっている」と思ってお越しの方?まさかいはりませんよね。そんな思いは本人さんが損しはります。そんな考えはやめときなはれ!

③「実るほど頭をさげる稲穂かな」な気持ちでおたの申します。・あんたさんやらは、観光で来てはっても、わたしらは、ここで生活をしております。その生活に入り込んできはるんやし、やっぱりそれを頭の隅に少しでも入れて来てくれはりませんと痛い目にあわはると思います。・ちょっとでええさかい、謙虚な気持ちになってくれはったらどうでっしゃろか?(これは、京都の人もよそ行かはるときも同じでっせ!―京都人だけちごて、みなでっせっ―)京都の空気、雰囲気、そこで生活している人の姿全てを肌で感じてみようとする人にはいい事いっぱいどすぇ。そやかて、京都の人は他人さんからそんなん聞かれたら、教えへんひといはりませんわ。(それも賢く聞いた人にだけやけど。)・自分から謙虚に知りたいと思う人には、京都人は黙ってはおられまへん。そやけど、KY読めへん人も困りもん。

④「親しき中にも礼儀あり」・京都人であっても、お隣同士、親戚同士であってもこれは守るべきこと。・「京都人は下手に出たら、何でも教えてくれるらしいよ」なんて、今までの文面でそう思った方、いはったら、残念アウトどす・・・。・アウトにならはらへんかったお方はこの礼儀しっかりわきまえてはる方やと思います。

私、高飛車でしたか?これは大人な人ならば当たり前にできること違いまっしゃろか?みなさんどう思わはりますか~?

— posted by 奥井祐子 at 12:02 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

T: Y: ALL: Online:
Created in 0.1268 sec.
prev
2012.2
next
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29