京都でも、豊中でも、不変で普遍なこと。

外は、いつもより一段と冷える日だった。今日は、メンバーのお子様の通う豊中の小学校まで行って来た。寒さに負けることなく心温まるとても感動の授業を見せてもらった。

行き道の電車の中で、どんな子ども達のきらきらの目が見れるのか楽しみに、大阪モノレールLink に揺られ景色を眺めた。

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いつも見慣れた山や緑の風景とは全く異なり、モノレールの中からの風景は、高速道路が縦横に交差し走っている姿、インターの近くにはソフトクリームLink の工場や他にも大きな工場も多かった。輸送などの利便性は抜群の場所だ。閉園した廃虚となったエキスランドが物悲しく残り、大阪空港方面へ進むと高層マンションの山々や、その合間の緑は、密集して生えている竹林、また、はげ山になった造成工事途中の竹林も見えたり、京都で生まれ育った私には、この大阪の街は本当にショックというか驚く光景だった。

「万博記念公園」前という駅では、多少の人が乗り降りされていたが、この何倍も何十倍も万博当時は大勢の人でア連れ低他のだろうと思った。数年前に訪れた、高度成長真っ只中の中国大連の姿とかぶり、大連の50年後をふと考えた。

さて、京都は景観条例があり、建物の高さ、建て方にもあれこれ指定があるし、外装の色の指定まであったりめんどくさい部分がある。その分他の所に比べると金銭的にも多少多くかかったりすることもある。規制のある事街を良いと思うか、悪いと思うか?

どちらが良いも悪いも話しする事ではないが、この規制のある京都に生まれてよかったと私は思っている。決して金銭的にも余裕のある方ではないし、家を建てる時にも風致地区の条例で本当にガレージの件、外装の色の件、あれこれ細かく言われ嫌だったけど、今思うとその時の思いだけで奇抜な突拍子もない外装にしなくてとよかった、隣近所の景観も綺麗に見えるしなかなか良いと思っている。

自分の土地で自分の家なんだから、「何をしてもいいでしょ」という考え。そうなんです。私も枚方から戻ってくる際はそんな想いになっていた。でも、家を建てるときに、それは違うという事を思い出した。京都の条例の言いなりになるんじゃなく、それの意味があり納得して住むという決意にもなった。

幼いときの思い出。隣のおばちゃんが私の家の所までホウキをかけてくれたこと、我が家もお返しに前の家のおうちの門掃きをしたり、それぞれの思いがある。それは、ただの「思いやり」の様によたえられるけれど実は、教訓だということを京都人は知っている。でも、隣のおばちゃんはいつもうちの家の前全部でなく、半分までしかしてくれていなかった。子どもの頃、この複雑な行動がわからず、父や母に隣のおばちゃんの嫌味な話しとして伝えたが、逆にそれは間違っているということを説教されたのだ。なんで?その時は全く京都人の気質を理解できていなかった。

おばちゃんの教えてくれてはることは、「あんたとこも綺麗に掃除しーやー」という合図だったんだということ。「いけずな感じ」に思えるけれど、これってとっても温かったな気持ちで教示してくれてはったのんだと諭された。

お隣近所の近況の変化もこんなことで、気づき、持ちつ持たれつ。いい距離感でのおつきあいだった。これが大人の世界であり、「照れくさい」と思わず、自然にできる人が大人と思っていたこと。大人になると自分もいつかそれが照れくさいと感じずできるのかと思っていたこと。

私の住んでいた町内、地域の方だけの想いではなく、京都の地に住む皆の心の中にもこんな想いが同じようにあったはずだ。

あえて口に出して言わずとも無言の共生、協調であり、それこそが「個性」を示す事であるという事を強く感じる。だからこそ、この京都で生まれてた子どもたちにも、この地で育って生活させることができ感謝し自己満足している。チンパンジーでなく人間として誕生し人として生きることを京都の地で学べてよかったといつかそう思う京都人になってほしい。

京都人の気質を主人には、なかなか口で言っても伝わらない部分があり、昔はよく喧嘩した。でも今は、それが段々と緩和してきている。口で言わずとも自ら良いと思い率先して行動している主人。「よし!よし!」きっと我が子たちもそう思う時がくるはず。そう思うのは、傲慢でも親のエゴでもない。

調和を持って、個性を尊重し、粋に過ごす京都人を私は強く目指したい。私は、身近な子ども達へ。そして、豊中に住む彼女はその周りの子ども達へ。想いを伝え広げる・・・。自分本位なチンパンジーの気持ちを持つ人が減り、人間らしい思いやりのある協調できる人が増えるように。街の風景は違えど、京都でも豊中でもこんな想いを後世に伝えたいと願っている親の気持ちは変らないことが分かった。

 

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— posted by 奥井祐子 at 10:51 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

 

お米がない ~その1~

お米がないっ! そんな時はどうやってその場乗り切るか ~その1~

お米から小麦に目を向けて見ることにした。小麦はパンばかりではなく、関西人の粉といえば、「粉もん」の代表は、これだ!

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ちょうど山芋も冷蔵庫にあり、天かすなどのざいりょうもあったのでこれにした。

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今日はやっぱりビールと合わせてみたくなる。
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デザートには、チーズケーキ。

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— posted by 奥井祐子 at 04:28 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

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