今日は、長男の20回目のお誕生日。成人となり、大人としての門出の日でもあります。しかし、今日は、クラブの新歓コンパで食事はいらないとのことで、またお誕生日会は後日にすることとなりました。
また、もうひとつの門出としては、昨年の5月に我が家にやってきた里子のHがまた新たな場所へ向う日でもあります。
荷物等の整理もあり、朝から荷物をまとめたり、高校へも手続きをしに行ったりしました。一年近く一緒に生活をして本当に短い間にいろんな事がありました。一年だけですが、一緒に時を積み重ねてきた事は変わらぬ事実です。一緒に過ごした時間で我々家族にとってもいい経験となり非常に勉強になったことも多かった一年でした。
実際に経験してみて、「里親制度」の意義と必要性と、その難しさと周知の難しさが分かりました。また、児童相談所と、里親のサポートセンターなどの機関からの支援により一年過ごせた事に感謝しています。こういった機関の重要性も改めて知る事ができました。「縁」があって共に我が家で暮せたことにも感謝します。それにはきっと理由があったのです。その理由も今はっきり分かることができなくてもいいのです。
二人の息子によって今日がよき門出となる日ですが、嬉しい涙と、寂し涙の両方でうるうるが止まらない一日です。
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