堅い話には、甘いものを!

夕食時の話しから、引き続きおやつタイムに入った。

今日はクッキー。おいしそう。
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紅茶を入れよう!待っている間にクッキーが整列。立っていた!:o

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— posted by 奥井祐子 at 04:08 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

 

ニュージーランド産のかぼちゃ ~子ども達の将来が夢あるものに~

旬の食材、地場産のものを体に入れる事は大切な事。

とはいえ、これニュージーランド産のかぼちゃです。味も甘く、ホクホクして美味しかった。それで終ってしまってもいいのかと少し思った。今の我々はよくても子ども達の将来を少し描いてみると・・・。という事で食事の時に子ども達を含めて家族で話しをしてみた。

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例えば、耳にする言葉でこの言葉を説明できるかどうかきいてみた。フードマイレージ (food mileage・食料の輸送距離)とは、食糧の輸送に伴い排出される二酸化炭素が、地球環境に与える負荷に着目したもの。輸入相手国別の食料輸入量重量×輸出国までの輸送距離(トン・キロメートル)を表します。生産地と消費地が近ければフード・マイレージは小さくなり、遠くから食料を運んでくると大きくなるという負荷を表す指標の総称。

2001年度の農林水産省の中田哲也氏調べによると、日本のフード・マイレージは、総量では世界中で群を抜いて大きく、国民一人当たりでも一位となっている。その原因は、食料輸入量自体は特に抜きん出て多くはないものの、輸送距離が他国より著しく長いことが挙げられている。内訳としては、トウモロコシなどの穀物が50%ほど、大豆などの油糧種子が20%ほどを占めているようだ。

農林水産省HP:参照(http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/0310.htmlLink )私の生まれた1968年の日本の食料自給率は(カロリーベース)で65%、それが長男が生まれた1994年46%となってきている。2010年39%となり日本国内の食料自給率(カロリーベース)の推移が見られる。

農林水産省HP:参照(http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/0310.htmlLink

諸外国(米国、フランス、ドイツ、西欧8、英国、スイス、韓国、日本)の食料自給率の推移1961年は、上位から数えて、3位の78%で、国内で食料が賄えてうたように思うが、1993年頃には約37%と推移し最下位の座に着くようになった。

日本が大量に食料を輸入することは地球規模で環境や資源に負荷を与え、さまざまな問題を引き起こしているという。フードマイレージの比較(品目別)http://www.maff.go.jp/j/council/seisaku/kikaku/goudou/06/pdf/data2.pdfLink 中田氏は、兼ねてからこの食料輸入が引き起こしている問題として、食料を輸入に頼ることが難しくなりつつあるだけではなく、日本が大量に食料を輸入することは地球規模で環境や資源に負荷を与え、さまざまな問題を引き起こしているということを述べておられる。

また中田氏は、問題点を3つ挙げておられる。1つは「土地」。日本向けの食料を生産するために使っている海外の土地は、国内の農地の2.5倍にもなるという。2つめは「水」。土と同様、輸入する食料を栽培するために必要な水は、日本国内で使う農業用水より多い。そして、「地球温暖化」。輸送に伴う温室効果ガスの量は非常に多くなっている事が問題であるとのこと。輸送に伴う環境への負荷を把握するために役立つ指標が、フードマイレージで示されているのだ。

※単位:トン×キロメートル(農林水産省農林水産政策研究書・2001年の試算)国名      総量       国民一人当たり日本        9002億800万7093韓国        3171億6900万6637アメリカ合衆国  2958億2100万1051イギリス    1879億8600万3195ドイツ 1717億5100万2090フランス 1044億700万1738

こんなことから、地産地消を提唱されている。環境の問題だけでなく、人の体にもその地の気候、土で収穫されたものを頂く事はその時期の栄養素なども十分にあるものであったり、野菜の特性(体を温めたり、冷やしたり)時期のものを取り入れることで、色々と考えなくても自然に体に取り入れると抵抗力アップの栄養素が旬のものには多く含まれているのだ。

とはいえ、ついついコストパフォーマンスの良い食材に手が伸びてしまう・・。農薬なども多く使われているんだろうか・・?結局の所はお財布を相談して買うこの子育て世代(我々の年代)の悩み所でもある。

話を進めていく中で、食は、職との関係がかなり深く大きなものとなっている。現在の日本の失業率は、2012年1月の日本の失業率は4.6%と悪くなってきている。参考データ:米労働統計局、総務省統計局より http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/3080.htmlLink

国内の雇用が多くなり、日本経済が賑わえば、各家庭への収入も少し増え生活も楽になる。

働いて、適正な手当てをもらえることで、我々のお財布も膨らみ、お財布も緩む。適正価格?の日本産のものに手が伸びたり、すこしゆとりあるものの購入をするようになれば、また経済も少しずつ上向きになるのではないだろうか?上向きになることで、将来にも希望わく。戦後の経済の成長時のように将来の夢を見て元気働く姿がこれぞ、「働き蟻」と呼ばれた日本人の美しい姿なのではないかと思う。復興などで日本経済がつらい時期こそ、この姿こそが今に求められるのではないかと思う。

教育を受け、仕事につき働き、納税することで人として一人前の大人として見られたように感じる。今は、「ニート」、「ワーキングプアー」など正規社員でない人が多くいる。

日本国憲法の中に「国民の三大義務」があるというのを小学生の社会の時間に習ったのを覚えている。国民の義務として、教育の義務(26条2項)・勤労の義務(27条1項)・納税の義務(30条)の3つを定めていて、子どもは勤労というのは勉学に励みなさい、納税というのは、目上の方々への感謝する気持ちとし、お手伝いしたりすることだと教わった。

小中学生に始まり、若者の忍耐力欠如など問題とされているが、目覚しい家電の技術の進歩でタイマーつきの炊飯機で朝寝坊できるようになった。そして、ついつい夜寝るのも遅くなる。昔は、忍耐力は生活の中から自然に教わり、培うものであったように思う。生活していく為に、行わないといけない事があったから。

朝早くから起きて窯で火をくべながらご飯を炊いていた。また、薪もなくなったからと電話で注文して届けてくれるものでない。裏山に行き、木々を切って乾かして、運んでやっと薪ができる。家事は片手間に出来る仕事ではなかった。現在に暮す我々はこのしんどい暮らしを体験した人は多くはない。しかもそれを知ることすらない人も多いと思う。

手抜き料理も基本を知っているからこそそのありがたみが分かる。手抜きしか知らない人にとっては、手抜きが基本となり、易きに流れるのが人間の性。

要領だけ良くても本質を知ることは必要ないかのようになってきている。勉強だけが出来ても中身の伴っていない人が増えているという現代の問題なのだと思っている。忍耐力などこんな所からだれがどんな風に教えるのだろうか?揚げ足を取ったり、要領だけ良い人、ずるがしこく生きる事が良いという風な考えが主流になると悲しくなる。

ニュジーランドのかぼちゃを買わなくてもいいように、それがあっても、日本産との比較ができる人にならなければ。何も考えず手に取るのだけはやめようと子どもにも話しをしながら、夕食をとった。

子ども達が将来を夢見れる社会に引き継ぐために・・・。

— posted by 奥井祐子 at 03:19 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

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