「地域における新たな支え合い」地域子育て支援講演会

サンサ右京にて、関西大学教授の 狭間香代子先生の講演と、中京区、伏見区の実践報告、グループディスカッションのセミナーに参加してきた。

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少子化になり、生活、日常圏域での子育て支援が今と昔では様変わりしている。家族の縮小化により、一世帯あたりの世帯人数を比較すると、1960年代は,4.14人、2005年では、2.55人(統計局平成22年国勢調査調べ)と家族の機能の弱体化がすすみ、本来今まで家族が果たしてきた様々な働きが外部化の傾向になってきているそうだ。

そんな中、ファランスのオーギュスタン・ベルグ(地理文化学者)が、「日本社会は、縁で溶接されている」「縁とは異なるものの溶接を仲立ちする機能」があると「空間の日本文化」に記している。

そういえば、「縁側」「仲人」なども中間的な役割をする物や、人も最近では簡素化されてきているように思う。

縁側のように、家の中と外の庭をつなぐ中間的な役割を果たす場所があることで、会話が生まれ日常の情報の交換も生まれ日々の生活や、地域の連携など蜜になってきていたのではないかと思う。

現代の生活の課題(孤立死・虐待・DVなど)を解決するために、「地域を基盤とした総合的・包括的ソーシャルワーク」を求めて行政も動き始めている。

現代の社会資源の提供の主体として、フォーマル(公的なもも)インフォーマル(ボランタリー、家族、親類など)の区別があるそうだ。

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事例発表では、フォーマルの連携により、援助する側(保育所)同士のネットワークを取って行っている事例と、インフォーマルとフォーマルの連携は、一つの同じ目標を設定し、始めることで共通目標となり,そこに向かっていく連携が生まれ、地域で作る援助活動ができている事例だった。

講演後、各グループ(地域が近い人同士)で集まり、実際の活動などを発表しあった。

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— posted by 奥井祐子 at 08:18 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

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