京都をつなぐ無形文化遺産

今日は大阪の姫嶋神社に友人とお参りに行って来ました。帰りに梅田の百貨店で行列を見つけました。

伊勢には毎月一日に普段より早くに起きて、伊勢神宮にお参りに行く朔日参りという習わしがあるそうです。無事に過ごせた1ヶ月を感謝し、また新しい月を願ってお祈りしに行く。赤福さんではこのお参りに来られた方をお迎えするために作ったお餅を朔日餅と言いそれが今も変わらず続いて販売されている、その行列でした。これは予約注文制だそうで、一月前に予約された方が購入される為に並ばれていました。

http://www.akafuku.co.jp/product/tsuitachimochi/Link

これを見て思い出したのが京の食の歳時記の「一日には小豆ごはん」でした。

新しい月の始まりを祝う為に毎月一日は、小豆ごはんを炊いて頂く習わしがあります。

お正月には必ず炊いてお祝いして頂きますが、普段の食事で家族のお誕生日など以外にはなかなか炊いて頂く機会が私の生活にもございません。

せっかく、ついたち参りもして、朔日餅の事も教わりましたので今日は、一日に頂く小豆ごはんを炊いてみました。

子どもたちもきっと誰のお誕生日?と不思議に思うかもしれません。

末の息子も今年二十歳になり日々の生活にも少し余裕が出て来ました。せっかく京都て育っているのですから、京都の歳時記や京都の習わしの意味を紐解く楽しさを取り入れて生活していってほしいと思っています。

生活の中に季節やその行事の意味を知ると日々の生活も豊かに潤いあるものになってきます☺️

自分からそういう意識を持つ事は、社会人になってからも生かされる事はあるはず♫

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「京の食文化ー大切にしたい心、受け継ぎたい知恵と味」http://www.city.kyoto.lg.jp/bunshi/cmsfiles/contents/0000157/157261/kyoshokubunka.pdfLink

— posted by 奥井祐子 at 08:34 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

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