おせち

早いっ!もう?大晦日ですか?ってくらい今年も一年あっという間でした。

明日からゆっくりする為に・・・。ちょっと今日は張り切って作っておきます。下茹で面倒ですが、こうすれば出汁の味もしっかり入るので。いつもの手抜き料理でなく、一年最初のご馳走です。丁寧に作っていきます。同時にお出汁も作っておきます。

お節料理は、元々五節句にお供えするご馳走のことで、今はおせちはお正月のお料理として知られてますが、調べてみると御節料理の基本は、祝い肴三種(取肴三種、三つ肴、口取り)煮しめ、酢の物、焼き物であり、縁起の良い由緒がある。これらがあれば最低限お正月を迎えて祝うことができると言われているそうですので、このときばかりは私も最低限を丁寧に作ろうと思います。

というのも、毎年、母が叔父のお店のおせちを分けてくれるので、手間のかかる棒鱈などは叔父のお重にお願いしている為、気軽に思える所なのです。

とはいえ、いつものようにちゃちゃっと雑にでなく、この時ばかりは、海老芋、金時人参、ねずみ大根、堀川ごぼうなどお正月に欠かせない食材をこんな私でも使って作るわけです。そうすることが意味があると思うのです。

元々、京都には、お正月から師走まで年中行事に伴い、月毎、日毎によっても食べるものが決まっているらしいです。それは、先人の思いや知恵が込められているものですが、普段の日常では我が家は毎日続けられない為、気休め程度にお正月だけはという思いがあります。子供の頃には分からないことでも、大人になって子供達も大きくなり色々なことをきちんと伝えないと、先人の続けて来られたことをできるだけ元の姿の残る形で伝えようとここ数年前から感じるようになりました。

普通の人は知っていることでも、私が知らないことがあまりに多く、お正月のおせちの云われなどを子供に教えてもらいながらここ数年間は、こうして確かめながら作ってたどっている次第です。

金時人参の赤は、魔除けの意味もあるようで、特に新春最初の食事には欠かせないのでこれを使います。色鮮やかな食材を丁寧に作り、姿よくお重に盛ります。そのお重を開けて見れば元気を頂けるとも言われているそうです。

ところで、関西では、祝肴って、黒豆、数の子、たたきごぼうが主流のようですが、ごまめ(田作り)も定番の御節になっています。関東では、たたきごぼうの代わりにごまめが入るのが主流と聞きましたが、いずれにせよどれもお正月のお料理には欠かせない品です。

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下茹でだけでも美味しそう!
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本年最終日、主人の散髪に付き合い北大路ビブレに夕方出かけました。イオンで赤札ばかり買い集めて、洋風お重も一つ追加で出来上がりました。(詰めるだけですがなんとなく豪華になります)

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— posted by 奥井祐子 at 08:47 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

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