お福分け

なんと美しい表現なんでしょうか?日本に生まれ、こんなに美しい言葉を使えるのってステキ。お福分けとは、「お裾分け」のもっと美しい表現ではないでしょうか?

日本人らしい言葉で昔から今も使われているのがまたステキ。

沢山収穫して出来たものや、珍しいものを頂いた時など、ご近所や親しい方にも食べてもらいいたいという想い。自分が天塩にかけて作ったものを収穫に感謝しつつ自分ひとりで食べるのではなく、天からのめぐみを自分だけでなく皆にも配り、その福をみんなで分かち合うことこそがもっと幸せになるのだということ。

昔の人はそういうふうな思いを大切にしてそれを生活の中で受け継いでこれた。だから今もこの言葉が使われているのだと思います。

「お裾分け」ということで着物の裾のものだと「つまらないものをもらう」という意識で思われる方も中にはおられます。そしてそれがいい表現でないと受け取られない方もおられますが本当の語源はこちら⇒http://gogen-allguide.com/o/osusowake.htmlLink

より丁寧なものの言い方として「お福分け」を使ってみるのもステキです。みんなで幸せを分かち合える言葉です・・・。

「上から目線で福を分けてやってる」みたいに取られる方が、もし万が一おられるのであればそれはとても辛く悲しいばかりです。そんな風に受け取ったら損。日本人の心の底には優しい心が根付いているはず。忘れている人は是非思い出すきっかけに。思い出したら、誰かの喜んでいる顔を見ると嬉しくなるしもっとそうさせたくなってくるのではないかと思います。

昔から、日本人の文化の中にもサプライズがあったと思うと、嬉しくなってくるし昔はどんなサプライズがあったのかな考え出したらたらワクワクしてきます。

昨日は、私もプチサプライズを計画。いつもお世話になっている病院の先生へ栗のお福分け。毎日朝と夕方に地面に落ちているクリ。

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夕方だけの収穫分。採りたてです。
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院長先生の方が担当の先生より食いしん坊そうだろうから多めに・・・とメッセージと言葉を添えて・・・。カードを選んだり、差し上げる方やそのご家族のことまで考えながら包みます。この時間も結構楽しい。

栗がお好きかどうか?帰り際に伺い手渡しできました。お福分け、先生方へのサプライズも大成功。

— posted by 奥井祐子 at 12:13 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

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