京都の名水

名水100選は、環境省が1985年に湧水や河川(用水)、地下水などの中から選定された100箇所をさして言います。https://www2.env.go.jp/water-pub/mizu-site/meisui/map/kinki.htmlLink

昭和の名水、平成の名水などともいいますが、「離宮の水」は京都じゃないの?と思いがちだけど、実はその場所は大阪府の島本町なので京都ではないので、2箇所のみ。京都は、天橋立で有名な、宮津市の磯清水と、伏見の御香水のみ。

名水に指定された場所も20以上も前に選定され、今も美しい水が溢れる場所だ信じているが、2011年に悲しいニュースが流れた。基準を超える硝酸・亜硝酸性窒素が検出されたためであることを明らかになり、飲用禁止が流れてしまった・・・。

http://www.47news.jp/CI/201109/CI-20110902-00540.htmlLink

自然の恵みはいつまでも永遠にあるものではなく、それを先人が大事に今に守り伝えてくだって居たからこそ今があるのだ。そして我々もただ使うばっかりでいいのか?それは、やはり先人に対してもこの先の先祖に対しても申し訳ないと思わないとね。

わが国の貴重な安全で安定した水環境を次世代の担い手に受け継ぐために、何ができるか?何を子供達に伝えていかないといけないのか?自分の行動や、意識を少し違った方向にシフトするだけでできることがないかどうか?などを心に持って日々暮らしていかないとならないと思うけど、やりたいと思う気持ちはあっても難しい事は苦手だし、何ができるってわけでもないから・・とそのままにしている人は多いんじゃないでしょうか?

せっかく、この世に生れ、日本という四季折々の季節や文化、しかも、京都という伝統のある町で暮らしているのですからこれを知り、自分の生活にうまく取り入れ楽しみながら生活していかない手はないと私は思っています。

自信を持って私がさもすごいかのように伝えていることは「え?そんなこと?」と思われることを偉そうに家族や周りの人、子供達に当たり前のことを堂々と言っているわけです。「当たり前だからおろそかにしていいの?」てことです。

何でも、考えてみるとなると、先ずその言葉や物単発で考えようしてしまいがちです。例えば、「水」の事を単発に考えてしまいがちだけれどそれを考え出すと、山、川、町、海の中を水は姿を変えながら循環していることに気づき、宮城県の気仙沼の牡蠣養殖をされている畠山さんが、何故「森は、海の恋人」と言って森の整備が大事であるかということが明らかになってくるはずです。

「皆様方の環境保全に対するご理解とご協力をお願いいたします」などとよく他人事の様に言われ、締めの文句によく使われていることがありますが、理想のみを掲げる綺麗な講演は大嫌い!自分はやらずに人にばっかり強要しているように聞こえてならないから。講演に来られた方は、なんらか興味がありヒントを得ようと来られた訳で実際に聞いている人の行動を促す原動力になる話を聞きに来たいと思っているはず・・・。自らの行動や体験などを知りたいんじゃないかと私は思うから・・・。

さて、「水」の話で実際生活に水は欠かせないしなくなったら生きていけないわけです。身のまわりに水はあふれ出ているように思いがちの水。実際に日本は島国で広い海に囲まれている。 では、この海水を生活水にそのままは使う事はできるでしょうか?お風呂、洗濯に使うとどうなりますか?塩水でインスタントラーメンを作ってみてください。どうなるでしょうか?また川の濁った水も身近には溢れていますが、泥臭い水でお味噌汁を好んで作る事人はいるでしょうか?やはり日本国内ではそのまま使う人はまれだと思います。

また、直ぐに使える安全な水は、湧き水、地下水などから取れるわけですが、それって雨が降ったからと直ぐに出来上がるものだと思われますか?また、直ぐに使える水が時間がかかって誕生しそれが自然の営みの中で生れ育ってきたものを我々が今使っていて、それが貴重で限りあるものであるということにたどり着くわけです。

限りある資源。当たり前の様にある水、空気、夫婦、家族も実は、努力なしには継続しづらいものなのです。

ふと気づくと当たり前だからと思いついつい甘えて水を使いすぎる。ついつい楽だからと歩きをやめて車を使って行っちゃう。そばにいる夫、妻、子供に当たり前のように「ありがとう」の気持ちもなく物事を頼んでしまう。なくなってしまう前に何とかしないと一番困るのは自分ですよね。

急には変わらないから変えないのではなく、その気持ちを持っていることが大事だと思うのです。何か始める一歩になるはずです。塵も積もれば山となるということわざ。小さいことだからやっても仕方ないではダメ!小さい事を毎日続けて見れば大きく先が繋がるんですよということを家でも学校でも私はいつも伝えています。

「気持ち」を持つことで、考え方や見方も変わる。大きな後世を一つ残す事も素敵なことだけど続ける事の重要性とその根気が何より大事であり、その結果として後に残るものがでてくるという考えかたでいかがでしょうか?

続けていった自分の自信になる!そして、その結果がどうであれ残る。経験した事は誰に何を言われようが返られない功績である。これを着実に積んでいく事でまた一つ大きくなれるツールだと私は思っている。自分で考え納得して行動に移したこと、そして、結果、それに対しての意見などを聞く耳を持つ事でもっと成長できるんじゃないかと思っている。

地球の中に住まわせてもらっている一人として・・・・。美味しいもの、安全なものを食べたいものとして・・・。何より自分の為になるってことだと信じて・・・・。

<京都の名水といわれる場所>http://www5e.biglobe.ne.jp/~hidesan/kyoto-meisui.htmLink http://www.flooring-sangyo.com/meisui/itirann3.htmlLink

伏見の白菊水
NONALNUM-mb3oj4o-E

NONALNUM-5rC044GP44G_-E

京都市内でもこのようにいくつかの名水が湧き出る所があります。飲用禁止にならない為に、いつまでも水が耐えないように・・・私は食べ残しをしないように心がけているわけです。

— posted by 奥井祐子 at 07:52 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

T: Y: ALL: Online:
Created in 0.0156 sec.
prev
2013.10
next
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31