「実は私、出汁だったのです」この謙虚さが好き

休日はお弁当などの副菜(おばんざい)を大量に作る日でもある。最近我が家のおかずの味も日々アップしているはず。いつもの大根葉も「スーパー大根葉」に早代わり!

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それは、年末に現在東京に住んでいる友人(高校の時の同級生)から美味しい出汁パックがあると送ってくれたから。

なんと、送ってくれた包みをみると、幼い時から見覚えのあるお店の紙包みだった。えっ?中身を空けてそのお店の商品と知り、「何これ?、こんなん出してはったんみたことないわ!」と大きな独り言を言っていた。

早速、東京の友人にお礼と、何で知ってるのかと尋ねてみた。友人は、祇園に住む共通の友人から聞いたとのことだった。また慌てて、使い勝手のあまりの良さに双方に、出汁パックを教えてくれたお礼と重宝していることをメールした。祇園に住む友人も、実は知り合いから教えてもらったとのこと。「京都の身近に住んでる私らが知らんとよその人から教えてもらうとは・・・」(笑)なんて返事がきた。

ともあれ、このお出汁を入れておかずを作ると、見た目は変わらずとも味に一味加わった様で、ワンラックアップのお味になる。

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やっぱりお味は出汁で決まります・・・。これ実感しましたっ。

出しパックも色々あるけれと、実家では、昔「ふりだし」というパックを使ってたり、我が家では、安価に手に入りやすい生協の出汁パックを良く使っています。これもなかなかいい味出が出ていいのです。

でもね、このお出汁の何が良いって、パックの袋のサイズが小さくてちょっとした料理にも気軽に使えることが非常に良い。それと、味に気品がある所。

「私、出汁です」という前に出て主張をしていない所が好き。後から、「実は私、出汁だったのです」とほのかに主張してくる所の奥ゆかしさが、京都人の心や味に膨らみをもたせているように思えた。

この出汁パックを皆さんにもお伝えしたいけれど、なくなって購入できなくなると困るなぁ・・・。どうぞ、私の休日のおばんざい作りをなくなさいで下さいネ。

— posted by 奥井祐子 at 01:36 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

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