日曜日!週末になると、何故か餃子が食べたくなる。
今日は、雨で日曜日のそれぞれのクラブ活動もなく、全員珍しく家に揃っている。朝も何ヶ月かぶりに、9時過ぎまでゆっくり寝ることができた。
力も温存できたので、今日は、餃子を皮から作ることにした。長男は、餃子作りでも包むのが得意だし、三男は、陶芸が好きなのもあり皮を捏ねるのが得意だろうと見込んでお願いした。
私は、具材作り。次男は、こういう時は総監督。誰かがサボっていると指示を出すような係り。(「自分は・・・?」といつも心で思いつつもそれで兄弟の秩序が守られているようなので心で思うだけにしている。)
さあ、皮作り。私は、中力粉600グラムと塩で約60個程分の皮を作る。
熱湯にごま油を入れて、粉に入れて菜箸で混ぜていく。(ここは火傷しないように私が担当)そして、ポロポロと固まってきたら、三男にバトンタッチ。「しっかり練ってね!」とお願いしたら・・・・。何?ってものに変わっていた!
一瞬不気味に見えたけど・・・よく見ると、似ている↓。
この顔の表面がボロボロどけど、1時間寝かせるとしっとりしたつやのあるお肌になっている。
ヴォルデモート 卿の顔、残念だけどつぶさないと餃子が作れない!否応なしに即刻練り込み非難を浴びた私。
後は、迷うことなく餃子を作るのみ!打ち粉は、片栗粉にするとくっつかなくて良い!
手づくりの皮は、市販のものと違ってモチモチしておいしいのでわたしは好きだ。昔、中国人留学生が家に居た時に餃子を作ってくれた事があった。その時も皮が分厚くて大丈夫?と思った。餃子といえば、その当時の私は焼き餃子しか知らなかった。留学生が作ってくれた餃子は、作り方は同じだけど、水餃子にして食べさせてくれたのを覚えている。モチモチ感がもっと広がり美味しかったのを思い出した。今度は、水餃子にして食べてみたくなった・・・。
「味」の思い出って不思議だ。小学生の時の思い出で、日常のひとコマの記憶。そんなことすっかり忘れていたことだが、同じようなものを食べることでその時の記憶や、味、色、香りまで思い出す事ができる。
日常の何気ない生活を楽しく過ごすことこそ、「幸せ」だと思う瞬間なのかもしれない。高級な料理をお店で食べるのも大好きだけど、こうやって、素朴な日常の食材を皆で楽しく作り、食べる。会話の弾む食卓だったことをいつか子ども達もいい思い出として持ってくれたらと思う・・・。私にとっても、後何年か先に人生が終る瞬間にも思い出したいいい記憶の一つとなった。
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