認証システムについての講義

認証システムで国際的に有名なのがISOを誰が思いつく話だと思う。特に環境に関しては、ISO14000であり、それに変わるものをということで、京都で生まれたKESが当フォーラムで生まれました。今は、独自に主体的な活動へ変わり、NPO法人共KES環境機構ということで運営が行われています。また、他にも環境省で始まったエコアクション21などが有名な所。

京都市との繋がりも深い当フォーラムは、環境を意識した中での事業も多です。KESを立ち上げられたお一人に色々とあれこれ質問をした所、「それなら・・」という事で、本日ISOとKESについての違いや仕組みについてご教示を賜れる事となりました。

ISOについても、KESについても外枠の仕組み作りを考えることを提供されるものであって、中身は各社のポリシーで持って作っていくものであるのだという事が分かりました。難しいことの様に聞こえて、なかなか自分から聞いてみよう、勉強してみようと思う機会がないですが、一つ一つ理解していけばそんなに難しいことではない事、理に適っているものであると分かりました。

しかし、一方でISOでの資料作成などの膨大な量と、コスト的なものを考えると、環境の認証を取得するには、国際的な認証が必要なければ、KESなどの方が身近で取得するのも入りやすい身近なものだと思いました。

中小企業の多い京都には好都合なものであり、京都で始まり、各地へ広がって行ったというのも話を伺いなるほど!と納得の行くものとなりました。

また、日本全国の中で、高知県のみがまたKESの取得企業のない県だということと、ほぼ全国の都道府県へ広がっているというのを伺い面白いことであると思いました。

いづれにせよ、KESの始まった次の年データによると、登録件数が104件であったのに、現在2012年5月21日現在で焼く4000人弱ということだった。一方、ISOの登録者数は、2007年2031名だったときから見ると、激減しているとのこと話でした。

大企業だから、ISOでいいというのではなく、海外との取引でなく、国内、各都道府県、地域での取引の多い京都では、大企業であっても、その部品を作る中小企業や、個人商店と取引がある場合には、KESの方が取得しやすく、コスト面でも安く分かりやすく取得できることがKESを選ばれる部分であるのだろうと思いました。

難しいお話を分かりやすく教えて頂く機会を頂戴でき感謝。本当にありがとうございました。

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— posted by 奥井祐子 at 02:19 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

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