リオ+20に向けて

事務所の建物、京エコロジーセンターは、10周年を向かえ、土曜日に式典と22日にイベントが開催される。http://ma21f.sblo.jp/Link これに向けて、アジェンダでも展示をすることになり、1992年の「地球サミット」が開催され、今年6月でちょうど20年の節目にあたり、また同じブラジルのリオにて開催されます。「持続可能な開発の推進」に新たな息吹を吹き込むべき重要な会議として注目されています。

2012年6月、ブラジルのリオデジャネイロにおいて、「国連持続可能な開発会議(通称リオ+20)」が開催されます。1月10日、リオ+20事務局は、各国政府やその他団体などからの提案をもとに、会議の基礎となる成果文書素案(ゼロドラフト)を発表しました。

ゼロドラフト「The Future We Want(私たちが望む未来)」です。そのテーマを我がブースでも集めて、皆さんの私たちが望む未来を聞いてみようということで、展示ブースを作ることになりました。

そもそも私の勤めるアジェンダはこのリオでの会議で貧困の撲滅、食糧安全保障、持続可能な開発の必要性について協議され、それぞれの国が地域ベースで取り組むことも考えられ、京都のロカールアジェンダ「京のアジェンダ21フォーラム」が、1998年設立しました。1997年12月に京都市の国立京都国際会館で開かれた第3回気候変動枠組条約締約国会議(地球温暖化防止京都会議、COP3)で同月11日に採択された、気候変動枠組条約に関する京都議定書(Kyoto Protocol)がきっかけとなった。京都では、特にCO2削減に向けて取り組むということが大きな課題の一つになり、現在に至っている。本来のアジェンダの意味では、CO2削減だけを取り組むのではなく、もっと環境、福祉などもテーマに今後活動していくべきでもあると言える。また、WWFでもゼロドラフトの懸念点として、先ほどの貧困撲滅、食料安全保障、持続可能な開発の必要性を認識している一方で、今後10年間に、世界的な食糧、水、エネルギーの問題を解決する具体的な手法については、ほとんど触れられていないことがわかったということを述べている。

とにかく、難しい内容なので、子どもでも、大人でも先ずは足を止めて目にしてもらう為に、可愛く目を惹く展示にしようとしてみた。我がアジェンダのアシスタントのIさんのセンスが光る作品となった。フリーハンドで、パステル色紙で文字を切り抜き、マジックでその枠を手書きする。展示準備時も色の薄い部分に手を入れている。大きな木の幹も彼女の手書き。真っ白な模造紙が可愛く色ついてきた。展示準備時も色の薄い部分に手を入れている。
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もう一枚は、京都を意識し、千代紙を使ってブラジルと日本の国旗を作り貼ってみた。また、五山の送り火や、舞妓さん、など和のテイストをふんだんに取り入れたものにした。

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— posted by 奥井祐子 at 02:54 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

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