[ カテゴリー » 京都観光大使 ]

12薬師巡り ~福勝寺~

元々大阪に建立されその後京都に移されたお寺だそうです。後西天皇より左近の桜を分栽されたことにより「桜寺」とも言われているそうです。こちらの門は、節分などの行事の際に開門されるとのこと。
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普段はこちらの門よりお邪魔することができます。
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「福勝寺さん」のお名前よりも京都では、「ひょうたん寺さん」として呼ばれている方がよく知られているのではないでしょうか?

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また、豊臣秀吉が武運を祈願して千成瓢箪を寄進したことで「ひょうたん寺」とも呼ばれるようになったそうです。節分にひょうたんのお守りが授与されることで有名です。

他にも十二薬師霊場の6番札所としてよりも、洛陽三十三所観音霊場第二十九番札所としてもよく知られているお寺です。

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また他に、聖天さんがおられるお寺でもあり毎月1日と16日の聖天さんの縁日には本堂に上がれてお参りが出来ます。聖天さん(歓喜天)は非常に気性が荒く、事業の障害をおこす強い力を持つ一方、悪魔や怨霊を取り除き、現世利益に功徳があるそう。夫婦が和合し、子宝に恵まれると共に、金銀財宝を呼び寄せることから「融通さん」とも呼ばれ沢山のお参りの方で賑わうそうです。

さて、この他にも福勝寺は幕末ファンの間では知られたお寺だそうです。最近は幕末のゲームのファンも多く足を運ぶお寺だとしてまた巷での話題になっているお寺だとか・・。それも、境内墓地の東側あたりに、池田屋事件のきっかけになった攘夷派志士・古高俊太郎の墓にお参りに来られるそうです。

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さて、境内より本堂に上がらせていただきました。

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— posted by 奥井祐子 at 10:26 am   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

12薬師巡り ~地福寺~

京都観光のお薦めを紹介します。

80年ぶりに復活した、京都12薬師霊場今回は、千本出水周辺のお寺を紹介します。

出水通りの一本しも(南側)の新出水通り西へ七本松通りの手前。大膳さんというお蕎麦屋さんが目印(西へ)

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七本松通りに出るまでの南側にあるお寺が5番霊場の地福寺(じふくじ)さん。

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本殿に入れて頂きお参りをさせて頂きました。

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お薬師様は中央の中におられます。向って右におられるのはお地蔵様(鎌倉時代)。お手には信者様より奉納された素敵なバッグをお持ちでいらっしゃいます。

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観音様もお優しい穏やかなお顔に手を合わすと心がスッとあらわれる気持ちになりました。

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12対が揃っているのも京都でも珍しいそうです。

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元々、安産祈願のお寺で有名であったそうですが、江戸時代あたりに穴の開いた石を持参され祈願されたら耳の病気が治ったとのことで、いつしか「耳の仏様」といわれるようになったとか・・・。

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穏やかな仏像様のお顔を拝見し穏やかな御住職のお話を伺え、新鮮な空気で深呼吸したような気分で帰れました。

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— posted by 奥井祐子 at 10:45 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

平安京跡に被爆の跡残る

道路に文字が・・・。平安時代に京があった事を記す文字。

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今日は季刊誌の取材依頼と下見。

平安京─大内裏の中心部に位置した出水近くにあるそば屋さんでお昼をいただくことにし。お水の豊に出る地域だった出水。そんな地域で頂きお蕎麦の味は格別だった。お蕎麦以外にもお店の方おすすめのお豆腐丼。おそばと一緒にいただけるセットにした。

お豆腐の大豆の味が香る京都のお豆腐にとびっこ、じゃこ、オネギと鰹節と刻み葱と絶妙のバランスに舌鼓。

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やはりお豆腐、お蕎麦の美味しいのは、出水だからと納得!「出水」という名の通り、水が豊に湧き出る場所ということで、京の命の源である場所ともいえる。この水を使って作るお豆腐や、お蕎麦、茹でた後のそば湯までが美味しいのは出水だからこそ。そして、この水の力を使って水車が残る200年も続く京の油屋さんがある。

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この山中油店さんの店前に・・・。

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ここに平安京があったことと、そこに大戦中の爆弾投下されたことが残されているということが分かる。

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京都では、この出水と馬町(東山区)に投下されたということです。

歴史の続く古都京都。今から約150年前蛤御門の弾痕跡や、この出水の戦後の68年前の傷跡が、現代にそれぞれの時代の姿を記すものとして残っている・・・。

京都に爆弾が投下されたこと皆さんごぞんじでしたか?歴史嫌いの私。何年に何があってどういう根拠があるなどの事は全く興味がわかないけれど、こうして町を歩き色々と感じることを調べていくのは嫌いではない。

京都はそんな歴史嫌いの人にも時代を感じる事ができる場所としてもおすすめしたい。

歴史や社会科苦手な京都観光おもてなし大使より・・・

— posted by 奥井祐子 at 04:26 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

京都ブランド

京都産ロゴ100社登録超え

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130820-00000001-kyt-l26&pos=1Link

— posted by 奥井祐子 at 04:58 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

京都絶景 ~里山と地域の暮しの風景~

観光おもてなし大使の私がお薦めする京都の岩倉の絶景をご紹介します。

出町柳駅から叡山電車鞍馬線に乗って、13分。叡山電鉄岩倉駅を降りて直ぐの所。

この道、風景は私の毎朝の通勤の道。日々の山や里の様子の変化を一人、目や肌で触れながらも人に伝えることなくただ毎日歩き通っておりました。

昨日たまたま、職場で春に撮った写真を眼にして、夏の稲の緑を対比させてみようと今朝写真を撮ってようやくこの四季の美しさを形にすることができました。後ろに見えるのは、岩倉の明徳小学校保有の学校観察林(通称:わきの山)。この山と自然の四季の移り変わりの素晴らしさを是非ご覧頂きましょう。

夏の今は、田んぼにも稲が植わりそろそろ稲穂がつき始め、深緑の山と田んぼの青い色鮮やかな景色が美しい~。この絶景も後数週間で稲穂がなり緑から黄色へ色が変わるとまた違う風景となるのが魅力です。

岩倉は、10月に「岩倉の火祭り」があるので、その準備もあり他の地域よりも田植えも早くから始められ、稲刈りも早い所であれば9月に入ると稲刈りが始まる田んぼもあるほど。そろそろ稲穂が出来て膨らんできている田んぼもある。

春と夏の違いそれぞれ美しい景色。違いを見比べると、春は、水が張った田んぼに太陽が当り、キラキラと反射する姿が美しいですし、夏は山と田んぼの緑に迫力があります。

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昔とは少し様子も変わりましたが、この山と田んぼの人をと自然の密着してきた暮らしの風景を後世にも残し美しさを伝えていきたいものです。

— posted by 奥井祐子 at 11:58 am   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

うち、大好きどすねん!

京こどばって耳にすると素敵な感じに聞こえるけど、文字にすると、強烈で男性的な印象に変わるのが不思議。

たまたま仕事で間之町通りを歩いていたらたまたまこのお店の前を通った。

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CMで有名なお店で小さい時から食べて育った昭和40年代生れの私。昭和最後の63年生まれの京都育ちの女子はこのCMを知らないと言う。なかなかのギャップ。

これを見せたあげた↓http://www.eiseiboro.com/musium/Link

ちなみに、間之町ってなんて読むかわかりますか?「あいのまち」って読みます。

— posted by 奥井祐子 at 10:50 am   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

好み

出町柳の近くにあるふたばさんの豆もち

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この前を通るたびに見る長い行列。これからの時期は並ばれる方はどうぞ、熱中症にならないように水分をとって頂きたい。

さて、そんな豆餅。お土産で頂き、こども達が食べて言った。「しょっぱい」だって。でも、この時期、行列を並んだようやく手に入れた後の豆餅。美味しく感じることだろう。

ここの豆餅私には、しょっぱすぎて実は苦手・・・。これが好みという方には、お届けする事もあるけれど・・・。

でも、ふたばさんのお餅は柔らかくておいしい。また、叡山電鉄の出町柳駅校内のふたばさんのベンチもかわいいから好き。

だからといって、ふたばさんが嫌いなわけでもないし、ここの豆餅を貶すわけでもない。味覚や、感覚の好みは人それぞれ。

京都人は、こうして自分の好きな味や、物を見つけこだわってお店を探すのが好きだと思う。だからこそ、同じお餅やさんでも味や見た目など工夫を凝らし色んなお店があるんだと思う。自信を持ってこだわりをお店が多いのも納得できるし、敵をつくるのではなく相互に刺激しあって共存しているのがいい。

京都のお店で自分の味を探し、気に入ったお店の行きつけとなるのが今も私の楽しみの一つ。

私の好みの豆餅は、妖怪ストリート内にあるお餅屋さんの豆餅が一番好みかな。

— posted by 奥井祐子 at 11:29 am   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

京都12薬師霊場 ~薬師院~

京都の薬師霊場巡りをご紹介しておりますが、今回は、9番霊場の薬師院(別名:こぬか薬師)をご紹介します。

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織田信長が美濃の斎藤道三の意をくみ天下統一にただ一つ、伝教大師が彫った薬師如来が現存するのは比叡山延暦寺と同院のみである。当時の住職の夢枕に「一切の病苦を取り除こう。来ぬか、来ぬか」とお告げがあり、来ぬか薬師と呼ばれるようになったとのこと。

またこちらは以前は、西洞院が正面の禅宗のお寺であったそうですが、今は、当時は裏通りにあたる釜座通りに黄檗宗が薬師様を作られて、それ以後黄檗宗のお寺になったとのこと。大本山は、宇治の萬福寺。http://www.obakusan.or.jp/Link

萬福寺といえば、江戸時代に明からインゲン豆を持って帰られた隠元禅師が建てられたお寺。今の木魚の原型でもある「巨大木魚」が見れるお寺です。他には、中国精進料理の普茶料理が有名です。薬師院の亡きご住職は萬福寺で普茶料理に携わられていたそうで、そこで繊細で手の込んだ料理の技法などを習得されたこともあり、その後、薬師院でも来られた方へ向けて、宿坊と普茶料理を始められたとのこと。

普茶料理は、仏様にお供えした御利益のあるお下がりの食材で作られ、食べて健康、元気になってほしいという思いで、普茶料理が始まったということでした。そんな想いが料理の一つ一つに込められ細やかな手の込んだお料理に仕上がるのだと思いました。

また、御住職の奥様の好物の葛きりが次第に宿に来られる方々もその味を求めて来られるようになったとか・・・。残念ながら、今は、こちらの普茶料理は行っておられないですが、宿坊は、一日限定一組で行っておられるそうです。

通常は、本堂の薬師様以外にも、伝道大師が作られた薬師如来様がおられるそうで、大きさは5cmほどの小さな如来様だそうです。こちらの如来様は、年に一度、10月8日に公開されるそうでまた秋に如来様を拝みに是非足を運んでみたいと思いました。また、朱印の種類も今は2種あり、朱印好きの人には耳よりの情報かと思います。

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*他にも普茶料理で有名な所では、鞍馬口にある「閑臥庵。」ここは、長男が以前アルバイトに行っていた所です。こちらもオススメ。http://www.kangaan.jp/Link

— posted by 奥井祐子 at 09:02 am   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

オススメのお店情報!

本場の沖縄の味と三線が楽しめるお店。沖縄言葉が何とも心地よい。沖縄ののんびり気分でリフレッシュ!

京都市おもてなし情報館HPにて掲載中!http://kyoto-city-omotenashi.jp/information/?p=303Link

— posted by 奥井祐子 at 07:31 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

12薬師巡礼法要

5月11日(土)14時より壬生寺にて、巡礼の法要があり、ご案内を頂戴し参加させていただいた。
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12名の12薬師のご僧侶達が、それぞれ大般若転読されるものであった。

50巻収められている大般若の経典の箱を各僧侶が持ち、49冊までは、各自がお経を唱えるそう。最後の50冊目を一同で一緒に唱えると言うものであるそう。

一つ一つの経典は、手書きで写経されたものだったそう。

片手を高く挙げられパラパラと下の手の元へ返されながらお経を唱えられるお姿。

各ご僧侶がそれぞれに高らかに読み上げられる声と、パタパタという経典の舞う音の迫力に驚きました。

社殿に入れて頂きその中は撮影不可であったため画像は残念ながらございませんが、12薬師の法要ではないですが、興福寺のHPにあるようなお姿での法要でした。http://www.kohfukuji.com/event/festival/11.htmlLink

初めての壬生寺。とても広い境内でした。有名な節分の季節にもまた足を運びたい。

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幕末ファンの方には、壬生寺のすぐ近くにある前川邸(壬生屯所)も見所かもしれません。個人宅のようですが、門の中に入れました。
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前川邸のHP↓http://kyu-maekawatei.com/Link

— posted by 奥井祐子 at 09:06 am   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

京都三大祭り・春の祭りと細やかな愛情

京都三大祭りの一つ、春の祭りと言えば・・・。実家の庭に生えていた二葉葵がヒント。

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葵祭りは、欽明天皇の時代の大凶作に見舞われ疫病が流行り、この災いは賀茂の神々の祟りであり静める為に天皇が勅使を遣わし祭礼を行ったのが葵祭の起源だと聞いています。

葵祭の構成として、御所での「宮中の儀」、御所から下鴨神社、上賀茂神社へ向かう「路頭の儀」、神社での「社頭の儀」の3つに分けられているようだ。中には、御所からの出発する際の「進発の儀」があるので、4つの儀に分かれているという説もあるようですが、お祭りの意味は、天皇からのお供え物を届け、祭礼を行うことが目的であるので、それぞれの神社の神前で社頭の儀を行うためにも「路頭の儀」が必要であるということなのですね。http://11.pro.tok2.com/~syoutarou23/tanjyou12-18.htmLink

物事には、全て意味があり、無駄な事など何もないことであると感じることが多いです。茶道の作法でも、一連の作法の流れや動きには、無駄なことはないという事、同じように昔からの祭り神事をよく見ると昔の人の知恵が篭った行事であると知れば知るほど面白く勉強にもなり今の生活にも役立つことがあると思っています。

さて、二葉葵は、水のきれいな所に生息する植物だそう。二葉葵の花言葉を調べてみた。「細やかな愛情」ということで、昔の欽明天皇が、民の生活を守る為に、祭礼をされた時もそのような気持ちで始められたのではないかと勝手に推測しています。そんな思いで今年は葵祭りの行列を見ると違ったお祭りを感じるかもしれないですね。

5月15日。もそろそろ。鯖寿司の準備もそろそろしなきゃ・・。

— posted by 奥井祐子 at 09:52 am   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

京のおもたせって?

最近「おもたせ」やら「御持たせ物」って言葉を耳にしますが・・・。「お土産」の丁寧な言葉とか、綺麗な表現なのですか?何か変・・・。

「土産」の意味は、その土地の産物。その土地の産物を持参することをいう。(大辞林より)「御持たせ物」の意味は、来客が持ってきた手土産を、その客の前でいう語。(大辞林より)おもたせにもお土産って意味はあるけれど・・・。美しい日本語ではないように感じる私はおかしいのでしょうか?

私の感覚では「御持たせ物ですが・・・」なんて持ってこられたものをその場で開けるのはタブーとして教えられ育った。だって、お客様をお迎えするのに、お茶菓子も用意してないの?ということ。「恥ずかしい」ことですよって言われてると感じる。

お客様が持ってきてくださったお土産は、祭壇にお供えしお客様が帰られてから後で家族で頂き、後でお礼を申し上げる。持ってきてくださった方思いを感じながら土地の珍しいものを家族でありがたく頂くのがお土産を受ける側の醍醐味。これがずっと実家から伝わった京女のおきてのようなもの。この先、息子や姪や甥もそれを受け継ぐのが私達のこの世代の役割なのだ。「ホンマのこと」を知らなきゃね。(これ不思議で、くずはで同じことをしたら、何で空けて食べてくれへんの?」と数人に言われ風習の違いに驚いた。私の知るくずはでは「おもたせですが」と言いながら一緒に楽しむのが慣わしだった)

「このお菓子がお持たせに最適です」なんて、お客さんが持って行く手土産の意味で使っているウエブサイトや雑誌やテレビやお店も増えている・・・・。

http://www.shinise.ne.jp/miyage/category05.htmlLink

http://kyoto-brand.com/column_search.php?bkey=%E4%BA%AC%E3%81%AE%E3%81%8A%E3%82%82%E3%81%9F%E3%81%9BLink

http://www.wakuden.jp/omotase/seasonal/index.htmlLink

— posted by 奥井祐子 at 03:46 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

「わ」の連鎖反応

ご縁あって今日、素敵な方とお目にかかれる事ができた。

その方とは、京都の町屋を旅館に改修し「和」の伝統、技が沢山詰まった温かいおもてなしの心を人々に発信される方だった。その方のお話は何よりも説得力があり心の芯に伝わるものがあった。

日本人のモノに対しての畏敬の念がこの素敵な空間を作り出されているよう。まるでそのマジックにかかってしまった私。

例えば、マジックの一つがこれ。この節の使い方が好き。
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布、石、植栽一つ一つを大事にされていることが、町屋の独特なおもむきの中で全てが相まって独特な雰囲気と安心感が生れる。この空間を体験した人は、他の人にも優しく慣れたり、モノを慈しむような想いが自然に涌いて来て、誰かにもそうしたくなるような輪と和の連鎖反応が生れる。マジックにかかった私は誰かにこれを伝えたくて仕方なくなる。

例えば、玄関入った絶景が好き。
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例えば、ここまでは誰も考え付かないことを形にされちゃったのも好き。
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何気なく置かれてる花瓶も、実は緻密な計算の中でそれをここに置かれたのも納得できるから好き。
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— posted by 奥井祐子 at 10:31 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

桜情報

今朝、三条京阪まで車で送ってもらった。

川端通り沿いの桜の見事なこと。カナート(北大路通り)以北はほぼ満開、今日、明日が見頃のようだ。

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出町柳付近は、八分咲き程。ほのかなピンクが空の水色と合い美しい。

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以前の実家にも父が植えた桜の木があり、庭の桜で季節を感じる生活ができ春は、近所の方が見に来られる為の夜間のライトアップを楽しみ、夏は、その木に来るせみなどの昆虫とりをしたことを思いだした。

また、自宅以外でも近所の桜並木も好きで、浄水場の疎水まで祖母を車に乗せて一緒に見に行ったりした。桜の花びらの様な淡い優しい記憶が蘇ってくる。

出勤中の電車の中でそんなことを思いながら職場の最寄り駅に到着。今年で5回目の景色。電車を降り、藤森駅の疎水沿いの桜。水面もに映る桜もまた違った記憶の一つに・・・。

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— posted by 奥井祐子 at 11:08 am   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

お砂糖屋さんが作った京野菜を使った飴

この飴を作っておられるご夫婦とは子どもを通してのお知り合いとなった。長男次男の中学の野球部の後輩でもあり先輩でもあるAさん。奥様とは、学校の役が一緒になったりととても奥ゆかしく素敵な女性。いつも人を立てては自分は控えめな性格の方。この方こそ真の京女というに相応しい方だと思っている。

この飴にであったのは、中学のバザー。新鮮採れたての京野菜や卵などの地産地消のコーナーの横にトマトや九条ねぎの飴が並んでいた。

野球部のオカン達もそれぞれ役をし、休憩時間を合わせ皆でバザーをふら付いていたら、「奥井せんぱーい!」とAちゃん母の声。振り向くと手を振ってくださっている。柄の悪い先輩母集団がAちゃん母のそばへ。Aちゃん母。飴を売らずに試食と言いながら配っておられる。「何やってんの?」厚かましい私たちは、「これ何?」とくれと言わんばかりに尋ねと、「えーっ、もらってもらえるですか?」だって。不思議な売り子さん。

「食べていい?」と聞くと、「どれもいまいちなんですよ~」だって。「売る気あるの?」「お勧めあるでしょ」聞くと、「トマトが一番マシです~」とご丁寧に飴の袋を開けて私に食べさして下さった。

口の中にトマトの香りと甘すぎない砂糖の甘さが広がる。「えーっトマトやん!何?これ、美味しい!」「え、美味しいですか?喜んでもらって嬉しいです」だって。聞くと、「実は、主人が作ってるんです。」だって。「何や、あんた、はよ言いぃさ~っ」と周りにいた知らない人からも突っ込まれる程の謙虚ぶり。

色々あり、仕事でご主人を紹介していただき、季刊誌の取材にも行かせていただいた。
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想いの篭った飴のお話を伺い、試行錯誤されようやく製品になった宝石のような丸い美しい飴。

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祇園の自社ビルの一角でお昼間だけ定休日なども有。要チェックhttp://www.gion-abeya.jp/Link

京都市のおもてなし情報館の「お薦めのお店」にも掲載させて頂きました!http://kyoto-city-omotenashi.jp/Link

京土産に絶対良い!

— posted by 奥井祐子 at 11:38 am   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

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